Canon EOS 5D Mark II, EF100mm F2.8 マクロ USM(100mm), ISO100, F5.6, 1/200秒, EV0ハクキンカイロって知ってますか??
今でこそ使い捨てのカイロが当たり前の時代ですが、昔は火を付けた炭を保温性のある不燃物(石綿や灰)で包んだ物を携帯していました。
そんな中、火を使わない安全で、酸化熱を利用した白金触媒式の懐炉が大正時代に日本人の手によって発明されました。
それが「
ハクキンカイロ」なのです。
このハクキンカイロ、燃料にベンジンを使いプラチナの触媒作用により二酸化炭素と水へ分解しその過程で放出される熱を利用するものです。
最近ではこのハクキンカイロと酷似した
ZIPPO製の
ハンディーウォーマーなどが発売され、使い捨てないエコな懐炉としてひそかに注目されています。
同様にエコな懐炉として
三洋の
エネループシリーズに
エネループ カイロもあります。
なぜハクキンカイロを使いだしたかと言うと、使い捨てカイロにないメリットがあるからです。
使い捨てカイロをとても寒い日に外で使っているときにあまり温まらずに固くなったことを経験したことありませんか?
使い捨てカイロは極低温環境だとすぐ冷めてしまい使い物になりません。
その点ハクキンカイロは南極観測隊も使用しているほど過酷な環境でも暖かいのです。
janusの場合、夜間の天体観測時に発生するレンズの結露対策に購入しましたのでこれは重要な点です。
夜間の屋外では使い捨てカイロはほんと役に立ちません(泣
あと、物にもよりますが一度燃料を充填すると30時間持つ物もあり、とても寿命が長いのも特徴です。通常のタイプでも最大24時間持ちます。
燃料と言えば通常はベンジン、特に純正の
ハクキンベンジン カイロ用が一番良いのは当然なのですが、いかんせん店頭で販売しているところを見たことがありません。
薬局で純正でない懐炉用ベンジンはときどき見かけますが・・・
なので、janusは大体どこでも売っているZIPPOのオイルを利用しています。(ハンディーウォーマーの燃料はZIPPOオイル)
燃料や使い方については
ハクキンカイロ非公式ファンサイトにとてもくわしい情報がありますので参考にしてみてください。
そして、熱量が半端ないですw
下手をすればデメリットになりかねませんが、使い捨てカイロの比じゃありません。
Canon EOS 5D Mark II, EF100mm F2.8 マクロ USM(100mm), ISO100, F5.6, 1/200秒, EV0フリース製などの袋に入れていないととても持っていられないほど暖かく(熱く)なります。(低温やけどには注意!)
最後に、当然と言えば当然ですが、使い捨てではないのでゴミが発生しません。(公式的には火口を1シーズン毎に交換してくださいとありますが。。。まだ目に見えて劣化を感じられません)
と、いいこと尽くめのハクキンカイロですが、当然デメリットもあります。
まず、イニシャルコストとランニングコストが高い事。
使い捨てカイロはまとめて買えば一つ50円もしないでしょう・・・ハクキンカイロはなんと定価
2,800円もします。(オンライン価格は一割引きの2,520円です)
そして燃料代は・・・
ZIPPOのオイルで350mlで500円程度でしょうか?24時間使用で25ml必要なので一回約36円かかります。
純正ベンジンだと500mlで621円なので約31円になります。
当然まとめて購入できれば安くなりますが、ホームセンターなどで都度入手することになるでしょう・・・
もう一つは、使い始めに火もしくはそれに相当する熱源が必要な事。
使い捨てカイロは封を開けてしばらくすると自然と温かくなりますが、ハクキンカイロは火口をライターで軽く炙り(2~3秒)酸化反応を促す必要があります。
ただし、電池を使った電子点火モデルもあるので必ずしもライターの類が必要ではありません。
そして最後に、飛行機に乗せられない事。
燃料のベンジンが禁止されているのでしょうがないですが、燃料を入れていない本体も却下される場合があるようです。
使う人にとっては結構深刻な問題かもしれませんね。
とまぁ得手不得手がそれぞれあるわけですが、日常で利用する分にはデメリットよりメリットの方が大きく、値段も長期間利用すれば元が取れるわけでそれほど問題にならないと思います。(ごみが減るので地球には優しいはず)
Canon EOS 5D Mark II, EF100mm F2.8 マクロ USM(100mm), ISO100, F5.6, 1/200秒, EV0そんなハクキンカイロお一ついかがですか??