pec-tsさんのBlog「
Photo blog of PEC」に「
驚異のISO12800」という記事が紹介されていたので、EOS 5D Mark IIの常用最高感度ISO6400で試してみました
pec-tsさんの記事では
EOS 1D Mark IVを使いISO12800、1/320秒で16枚を「
PhotoAcute」というソフトを用いてコンポジットしているようです
テストの設定は
感度:ISO6400
絞り値:1.8(開放)
シャッタースピード:1/60秒
NR:OFF
高感度時ノイズ低減:OFF
合成方法:Photoshopで計16枚を加算平均
比較画像は
感度:ISO100
絞り値:1.8(開放)
シャッタースピード:1秒
NR:OFF
高感度時ノイズ低減:OFF
対象は蛍光灯下の薄暗い部屋に置いてある「
EF 200mm F2.8L II USM」で、ピントは中央の200mmの文字に合わせています
すべてマニュアルでそれぞれのISO値で適正露出になるシャッタースピードで撮影しました
50mmのレンズを使用したので、ISO6400にするとまぁ手ぶれしない程度のシャッタースピードになりましたが、ISO100では100%手ぶれします
今回はテストなのですべて
三脚を使って撮影しています
各写真をクリックすると等倍の写真が表示されます
Canon EOS 5D Mark II, EF50mm F1.8 II(50mm), ISO6400, F1.8, 1/60秒, EV0まず、コンポジットしていないISO6400の写真です
大分ザラザラしていてカラーノイズが大量にありますね
Canon EOS 5D Mark II, EF50mm F1.8 II(50mm), ISO6400, F1.8, 1/60秒, EV0次に、16枚をコンポジットしたISO6400の写真です
暗部は多少ザラザラですがISO6400と比べるとかなりの改善が見られます
Canon EOS 5D Mark II, EF50mm F1.8 II(50mm), ISO100, F1.8, 1秒, EV0最後に、ISO100の写真です
当然一番滑らかで綺麗ですね
いかがですか?
ピントを合わせた場所のピクセル等倍の比較写真を作ったので確認してみてください
上からISO6400、ISO6400 16枚コンポジット、ISO100の切り出し写真です
コンポジットした写真がISO100に迫る画質に改善されていることが良く分かります
今回は16枚のコンポジットなので単純に考えればISO3200>200相当のノイズレベルになったと思われます
しかし、実際にはISOが2倍でノイズが2倍のように感度とノイズ量は完全な比例関係ではないと思われるので、ISO200と比べても少しノイズ感がある写真になっているのではないでしょうか
それでも、ISO6400と比べれば雲泥の差であるのは結果を見れば明白で、非常時に高感度で連射しておくと後から幸せになれそうな気がします
ただ、コンポジットするためには同じ絵の写真が複数枚必要になるので、動きのあるものに対してはよほどシャッタースピードを上げて連射しない限り無理が有るように思います
例えば綺麗な夜景があるのに三脚やカメラが置けそうな台が無く、手持ちで撮影するしかない場合に、高感度にして手ぶれしないようシャッタースピードをなるべく稼いでたくさん撮影しておけば後から綺麗に出来るかもしれません(三脚が無いときに限って綺麗な夜景に遭遇する・・・w
デジタル天体写真の後処理としてはこのコンポジットは必須の処理で、いままで何度もしてきましたが
まさか通常の写真にも適用出来るとは驚きです