ミニ陶芸窯 作成記 その1

七輪では焼けるものが非常に限定され、また周りに結構な熱や火の粉を撒き散らすので安全面でも問題がありました
そこで、レンガを使って小型の陶芸窯を作れないか考えてみました

市販品の窯はどんなに安くても10万円は切らない上に、御手軽なのは電気窯がほとんどなので膨大な電気を消費する上、大きくとてもじゃないですが手が出ません
七輪陶芸のように小さく、安くがコンセプトです

まずどれぐらい小さく作れるか、手元にあるJIS並のレンガを使って底面を再現してみました
底面にJIS並を二つおいただけでは全体は小さいけどその分焼成室の容積も小さく七輪窯と変わらないので却下

結局三つ並べてその周りをぐるりと囲むサイズにしました
少し足りてない部分はカットして調整したら問題無しでしょう\(^o^)/

次に内部の構造です
燃料には炭を使い、空気穴から強制吸気という七輪陶芸のスタイルを使う予定なので
吸気室、燃焼室がまず必要です
次に作品を焼成する焼成室
そして、七輪陶芸には無い工夫として、焼成室の熱をそのまま排気させるのではなく、焼成室をめぐった後、排気室を通って煙突へ抜ける構造にしてみようと思いました
直接熱が逃げない分七輪陶芸より熱効率が上がるかな?という目論見です
なので最後に排気室を作ります

これらの部屋を先程決めた面積に収めるよう設計しました

横からの断面図が
こんな感じで

全体を
こういう感じにしようと考えています

あとは材質ですね。。。

はじめは、耐火レンガでイケる!と思っていたのですが、甘かった
調べると、耐火レンガはあくまでも熱に耐えるだけで(字のまんまですねw)熱を封じ込めることには向いていない事が分かりました
そこで、より適した素材を探していくと断熱レンガというレンガを発見
でも耐火レンガに比べ倍以上の値段・・・さらに調べると耐火レンガの耐熱性と断熱レンガの断熱性を兼ね備えた耐火断熱レンガなるものまで・・・さらに高いw

さらに調べていくと「中京築炉工業株式会社」さんのサイトを発見!
炉の構築に関してとても参考になる情報が満載!
モルタルの使い方やレンガの性質の違いまで細かく解説されており、いまのjanusにとってジャストフィットの情報でした

いろいろ考えた結果、炉材には耐火断熱レンガ RA15、そしてRA15で作った本体の周りをぐるりと断熱レンガ B5で囲み、より熱効率を高める構造にすることにしました
はじめは耐火断熱レンガの周りを耐熱ウールで巻いてブリキ板か何かで固定しようと考えていたのですが、中京築炉工業株式会社さんへ直接アドバイスを求めてみたところ熱効率を優先して断熱レンガで囲った方がいいと言われたのでそのまま実行することにしました

耐火レンガはあくまでも熱に耐えるだけで、耐えた分の熱を内部に溜め込み周りへ発散してしまうので今回の用途には全くの逆効果
それに対し、断熱レンガは熱を遮断してそれ以上周りに伝えないので、炉内の熱エネルギーを効率良く留めることが出来るというのが大きなポイントです

耐火レンガは吸収
断熱レンガは反射
FFで言うところのドレインとリフレクと覚えておきますっ゜д゜)っφ

炉材も決まったしさぁ築炉と行きたいところですが、レンガだけを直接組んだのでは移動もできず邪魔なだけなので、スチールのフレームにキャスターを付けて半移動式にしようと思っています
さっそくD,I,Yの強い味方ホームセンター ナフコへGO!
スチールのアングルを組み合わせるタイプの棚を見つけたのでサイズを合わせて作っていくことにします


Canon EOS 5D Mark II, EF85mm F1.2L II USM(85mm), ISO400, F5.6, 1/30秒, EV-1
底には炉の底面に合わせてカットした2mmの鉄板を取り付けています
本当は耐火塗料を使うべきなのでしょうが、普通の油性塗料を塗っただけです(汗

次回へ続く
アップしました!「ミニ陶芸窯 作成記 その2

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